2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2008.12.02 (Tue)

capsule「MORE! MORE! MORE! 」

Perfumeのつぎはcapsule(カプセル)である。capsuleはPerfumeの作詞・作曲・プロデュースを手がける中田ヤスタカが、ボーカルのこしじまとしこ(通称「こしこ」)と組んでいるユニットだ。Perfumeが好きになって、そこからcapsuleに行くというのは、いってみれば冬のソナタから韓流のほかのドラマに手を伸ばすというパターンに近い。いわば王道である。いや、capsuleのほうがオリジナルだから、ある意味、「ぱちんこ冬のソナタ」に初めに出会い、その後、本家であるドラマ「冬のソナタ」を知るという本末転倒なパターンなのかもしれない。

capsuleはいわゆるクラブ(「ひよこクラブ」のクラブとは発音がちがう)を中心に長年活躍している人気ユニットである。以前からクラブに出入りしているような人たちの間では、すでにコアな人気を誇っていたらしい。昔からのcapsuleファンたちは、「Perfumeからcapsuleに来た連中なんて新参者、所詮外様よ」と思っているかどうかはわからないが、Perfume人気でcapsuleの新しいファンがどっと増えたのはたしかだろう。

ぼくの場合は、以前渋谷のクラブに行ったときのヒップホップな経験を書いたこともあるので、譜代とまでは行かないまでも薩長にくらべれば、外様であってもやや格上といっても、さしつかえないかもしれない。

で、このcapsuleなのだがカッコいいのだ。初期の頃はレトロでかわいげな雰囲気なのだが、最近のものはといえばPerfumeの甘さを取り去ってジンとベルモットを加えたドライマティーニのようなサウンドなのである。クラブミュージックというか、エレクトロニカと呼ばれるシンセとコンピューターでつくった音楽はわりと好きだが、capsuleはその中でもひときわドライでカッコいい。語彙が貧しくて情けないがカッコいいとしかいいようがない。中田ヤスタカもカッコいいし、こしじまとしこはレトロでコケティッシュな雰囲気がいい。越島稔子という重たげな本名もいい。こんなかんじのユニットである(アルバムはFLASH BACK)。うーん、カッコいい。

FLASH BACK

カッコいいとはどういうことか。それはおそらく時代の流れをとらえているというだけではだめで、どこかそこに挑発するようなずれや毒があることが必要なのだろう。たんに心地よいだけではなく、どこか苛立たせるような激しさとか、突き放すような冷酷さとか、そういうものが気持ちよさの背後にあることが条件なのだろう。capsuleの音楽はそのあたりのバランスがじつにいい。ウイスキーでもブランデーでもワインでも焼酎のホッピー割りでもなく、カクテル、それもドライでシュガーレスなカクテルなのだ。

Perfumeからcapsuleに手を出してSugarless GiRLFLASH BACKFRUITS CLiPPERcapsule rmxといった最近のアルバムをのきなみ聞きまくり、PerfumeにくわえてまたiPod、カーオーディオもcapsule三昧になって、家でも食器を洗いながらcapsuleだし、洗濯干しながらcapsuleであり、近所のスーパーに自転車で大根を買い物に行くときもcapsuleだ。大根とネギをママチャリの前カゴに入れて走っていても、そんな自分がおしゃれだと勘違いさせてしまうのがcapsuleの怖さである。もちろん食事のときもcapsuleで、さすがにそのときは家人から「食事向きの曲ではない!」とクレームがつくが、そんなのはシカトだ。

で、つい先日新しいのが出た。これはシャンプーのCMでもつかわれている「More More More」という曲がアルバムタイトルになっている作品である。

MORE! MORE! MORE!(初回生産限定)(DVD付)


この中にJumperという曲が入っていて、これのPVが動画サイトで見られる。これがまたカッコいい! PVとしてはシンプルだし、世の中にはほかにもっと完成度の高いPVも存在するし、冷静に見たらいろいろ批判的なこともいえるのだが、いまはかっこよさしか見えない。このPVも中田ヤスタカの作品らしい。




PVの中で、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる猫娘みたいな格好をした女の子たちがグルジェフダンスみたいなカクカクしたダンスをするところもいい。重低音のブレイクのところで、中田ヤスタカが両手を広げて千手観音みたいになるところも、ちょっと笑っちゃうんだけど、そのズレたかんじがいい。

でも、いちばん好きなのはボーカルのこしじまとしこが頭を最初は静かに揺らしはじめ、それから徐々に激しくなっていくところだ。おかっぱの金髪が左右に激しく乱れて、ひるがえった髪に光がきらめくところなど美しくてため息が出る。Perfumeでもそうだったが、女の子になって金髪に染めた髪を振り乱したい。ほかの曲のPVやライブの動画などを見てもそうなのだが、Perfumeとは対照的に、こしじまとしこは凝ったダンスはしない。シンプルに体を揺らしたり、飛び跳ねたりするだけの素人くさいダンスなのだが、そのシンプルな体の揺らしが、じつにぞくぞくかっこよく見える。彼女がしている片目に黒いバッテンのついた白いゴーグルもほしい。

もっとも、アルバムとしては、こんどのMore More Moreもいいのだが、FLASH BACKのほうが全体としての統一感の高さが感じられる。Electric light Moon light なんて都会の夜のかっこよさが匂い立ってくる。また、capsule rmxの中のSugarless GiRLのリミックスバージョンもめくるめくような乾いた疾走感がいい。とくに、あ~あ~あ~あ~あ~あ~というリフレインのところがぞくぞくする(下の動画参照)。



capsule rmx


capsuleを聞くようになってから、またクラブというところに行ってみたくなったのだが、ネットでcapsuleの出演予定のクラブの情報など見ると、始まりが夜の11時である。なんでそんなに遅く始まるのか。うちへ帰れなくなってしまうではないか。でも、きっとそういうことを考えてしまうのがダサいんだろうな。クラブの譜代たちは朝までいるのがあたりまえなんだろうが、やや外様としては家も遠いことだし終電までには帰りたい。となるといられる時間がかぎられてしまう。

あと気になるのは、クラブの独特な雰囲気だ、前回はチーマーに袋だたきにはされなかったものの、はて、中にいる間なにをしたらいいものなのか身の置き所がなかった。用語もよくわからなかった。ドラッグクイーンという女の人たちが出てきたのだが、あれはなんだったのか。ドラッグっていけないものなんじゃないか。彼女たちは棒にからみつくようなダンスをしていたが、あれは最終的にどうなってしまうのか。いけないことにはならないのか。おひねりとかあげないといけないのか。そういうことは終電前に帰ってしまった身には永遠の謎である。

あれから数年たって、また新しいクラブ用語なんかもできているだろうし、それがわからないと中に入れてもらえないということはないのか。そんなわけで、できれば、だれか粗相のないようクラブの作法を教えてくれる人といっしょに行ってみたいのだが。でも、終電があるからな。よい子とよいおやじのための夜7時くらいからやるクラブってないんでしょうか。

スポンサーサイト

テーマ : おすすめ音楽♪ ジャンル : 音楽

10:41  |  Japan Pops  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

はじめまして、たろうと申します
Fc2ブロガーさんでcapsule好きな方を探していたらコチラに飛んできました

自身のブログ名もcapsuleの曲名にちなんだものにしております♪

capsuleカッコイイですよね^^
たろ |  2009.10.25(日) 23:39 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

*Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://donchosan.blog47.fc2.com/tb.php/3-48792261

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。